ブログを使ったネットマーケティングを行っているとどうしても出てくるのがSEOというワード。
ですが、皆さん口をそろえてこう言います。
「SEO対策っていうのやっておけばとりあえず検索順位が上がるんでしょ?」
間違いではないのですが、間違いでもあります。
ちゃんとしたSEO対策を理解して実施していかないと、検索上位にはいつまで経ってもなれません。
そもそもSEOとは何かが分かっていない方も多いので、今回はSEOとは何かについて学んでいきましょう!
SEOって何?
SEOはSearch Engine Optimizationの略です。直訳すると検索エンジン最適化という意味を持っています。
カンタンに言うと検索結果でより適切なコンテンツが上位表示されるようにする仕組みのことです。
検索エンジン最適化について知ろう
「は??ちょっと待って。検索エンジン最適化??」
そう思っている方も多いでしょう。
それを説明するためには、まず検索エンジンとは何かを知らなければなりません。
検索エンジンとはインターネットでページを探す仕組みのこと
例えば私たちがwebで検索をする際に、キーワードを入力し、探している情報が載っていそうなページが表示されますよね?
この検索結果を表示する仕組みが検索エンジンです。
検索利用者の側からしても、「まず1位から3位くらいまで見てみよう」という方も多いハズ。
このユーザーが欲しいと思っている情報を検索エンジンが判断し、最適なコンテンツをランキングにして表示する仕組みのことをSEOと言います。
この辺りは検索エンジンの仕組みに詳しく書いてあるので興味があったら見てみてください。
▶検索エンジンとは?検索の仕組みを徹底解説!
検索上位に上がることはアクセス数を増やす最大の施策になります。
アクセス数を増やすと、ブログからさまざまな効果が生まれます。
検索上位のコンテンツが増えると出てくる影響の例
- 企業であれば自社で扱っている商品・サービスが認知され、売れやすくなる
- 顔を出していれば業界での有名人(インフルエンサー)になっていく
- 自然と問い合わせが増えやすくなる
- 発言・言葉の影響力が増す
- メディアからの出演依頼が来る可能性がある
など、さまざまな効果や、ブログを起点にさらなる仕事へ発展する可能性があるんです。
SEO(検索エンジン最適化)の目的はユーザーの求める情報を表示すること
例えばアナタが「近場で美味しいチョコレートの情報が欲しい!」と思っていて検索したとします。
そこで
- 美味しいカレーの情報が出てきた
- 全然近場じゃないチョコレート専門店の情報が出てきた
- 美味しくないチョコレートの情報が出てきた
これって完全にミスマッチですよね?
検索キーワードを打ち込んでも探している情報が手に入らなかったり、なかなかたどり着けなかったりすると困るのです。
だから、欲しいと思った情報をすぐに入手できることが重要になります。
そこで、探している人に欲しいと思っている情報をコンテンツとして提供しているページを検索エンジンに拾ってもらうのです。
そうするとさきほどのようなミスマッチはなくなります。
ページ内に検索エンジンが探しやすいようにキーワードを散りばめておき、困っている人が読んで解決できる情報を掲載する。
これを仕組み(アルゴリズム)として作っているんですね。
これがすなわち検索エンジン最適化(つまりSEO)になるんです!
みんなが使っている検索エンジンはGoogle
検索エンジンは実は一つではなく、Googleの他にBingなど、たくさんの検索エンジンがあります。
ですが、検索する時に使っているのはみんなGoogleだったりします。
これは私の別のサイトの分析結果ですが、43%がGoogle、36.8%がYahooです。
Yahooの検索エンジンはGoogleとほぼ同じものが使われています。なので、合計して約80%もの人がGoogleを使って検索しているんです。
SEO対策とは?
ここまで読めばなんとなく分かった方も多いかと思いますが、SEO対策というのは狙ったユーザーに適切に届くように、検索上位になるように意図的にコンテンツを作成することです。
検索エンジンの大部分はGoogleなので、Googleの理念と同じ考えを持ってSEO対策に取り組めば良いでしょう。
Google が掲げる 10 の事実
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3.遅いより速いほうがいい。
4.ウェブ上の民主主義は機能します。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7.世の中にはまだまだ情報があふれている。
8.情報のニーズはすべての国境を越える。
9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10.「すばらしい」では足りない。
出典:Googleが掲げる 10 の事実
ブラックハットSEOとホワイトハットSEOについて
一口にSEO対策と言ってもその種類は2種類に分けられます。
それがホワイトハットSEOとブラックハットSEOです。
ホワイトハットSEOとは
ホワイトハットSEOとは、Googleが定めた検索ルールの通りに、最適化を行う技術のことです。
つまり、ユーザーにとって有益な情報を提供し、コンテンツ発信者というよりは、ユーザーファーストを貫くのが基本姿勢になります。
基本的にホワイトハットSEOを行っていれば、しっかりユーザーが選んでくれるブログになっていくと思います。
とはいえ、Googleのアルゴリズム変更でガックリ落ちる時もありますが…。そんな時は構築し直していくしかないですね。
基本的にはホワイトハットSEOはページの情報を収集しにくるクローラーに対してSEO対策を行い、読みにくるユーザーに対しては心を揺さぶるようなライティングを行います。
そのため、両方が納得するようにしなければならないのが難しいところですね。
この辺りはクローラビリティに関連するので、詳しくはこちらをお読みください。
▶クローラビリティとは?クローラーの動きを改善してSEO対策する方法
ブラックハットSEOとは
ブラックハットSEOとは、昔は主流だったけど、今ではGoogleが認めなくなった手法。
つまり、ユーザーにとって有益な情報ではなく、コンテンツ発信者にとって都合の良いように悪質な手法を用いてランキングを操作し、無理やり検索結果上位を狙う方法です。
今ではあまり狙っている人はいませんが、意図的に使いこなすブラックハットSEOの達人もいます。
ただ、そのどれも長続きせず検索順位が一気に上がっては下がっていくような施策になっています。Googleも企業の露骨な宣伝を見抜けないほどバカではありません。
ブラックハットSEOに取り組むと検索の遥か彼方に飛ばされ、二度と浮上することができなくなるので、注意しましょう。
しかし、業界のジャンルによってはホワイトハットでは成果が出ず、ブラックハットでしか成果が出ないケースもあります。
そのため、今なおブラックハットSEOに取り組んでいる人がいるのですが、ブラックハットSEOを使うケースはかなり特殊なケースになるでしょう。
【ブラックハットSEOの施策】
隠しテキスト | 背景色にした見えない文字を作り、そこにキーワードを盛り込み、キーワードで埋め尽くす |
隠しリンク | 背景色にした見えない文字を作り、そこにリンクを貼り、意図的に被リンク効果を高める |
クローキング | 検索エンジンとユーザーに対して別々のコンテンツを作り、意図的に検索エンジンの評価を高める |
コメントスパム | 他人のコメント欄にコンテンツと無関係な自分のURLや、宣伝を貼り、意図的に被リンク効果を高める |
スクレイピング | ウェブ上のデータをかき集め、自動的に加工し、コンテンツを作成する |
他にもありますが、大体こんな感じです。
いずれにせよブラックハットSEOを使うシーンはかなり限られるので使う場合は注意しましょう。
具体的にSEO対策って何をするの?
「いやいや、Googleが書いてあること意味が分からないし、何をすりゃ良いのかピンと来ないよ!」という方もいらっしゃると思うので、説明しておきます。
※ちなみにここでは記事のことをコンテンツと言っています
①検索した際にちゃんとヒットするキーワードを盛り込んでいるか?
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくるに該当します。
検索した時に情報を探し出せなければ意味がありませんよね?
タイトルが「子供の成長について」なのに、内容が「子供たちの単なる成長日記」の内容だとしたらタイトルと合わなくなってしまいます。
記事の内容に合ったキーワードを適切に使うこと。これが大切なテクニックになります。
②検索ユーザーの困ったを解決できる情報が十分に掲載できているか?
こちらも1.に該当します。
Googleはすぐ目的の情報にたどり着いて欲しいと思っているので、検索1ページ目の一番上に目的の情報が表示されていることが重要です。
検索エンジンを利用する人の心理を読み解き、「困ったな」をすぐ解決できる十分な内容であることも重要です。
③さまざまな人に読みやすいコンテンツか?
こちらも1.に該当します。
読みづらい文章は分かりにくいし、見に来てくれた人に親切とは言えません。
例えば見出しの付け方。これは正しい構成があります。章、節、項を意識した作りにしてみましょう。
もちろん見出しを付けないのはSEO的にも論外です。
また、訪れる人は目が見えない人や、耳が聞こえない人かも…。そういう方でも不便なく見られるようになっていることがSEOでは重要です。
画像には代替テキストを入れておくと音声で読み上げてくれるようになるので必ず設定しておきましょう。
④分かりやすく丁寧にコンテンツを作ってあるか?
こちらも1.に該当します。
カテゴリや、問い合わせなどが適切な位置にあり、すぐに欲求を満たすための構成になっていることがコンテンツの評価につながります。
例えば関連記事紹介などを作って、さらに情報を引き出せるようにすると、新しい情報を得やすくなります。
URLも自動的に生成されるようなURLではなく、そのページの意味に合うようなURLを付けていくとSEO対策につながります。
これらの施策を行って訪れた人がサイト全体を巡りやすいような仕組みになっているとベストです。
(こういうのを回遊率を上げるって言います)
⑤ページの表示速度は早いか?
こちらは3.遅いより速いほうがいいに該当します。
情報はすぐ表示されたほうが良いので、早く表示される仕掛けを施します。
この辺りは言っても初心者には難しいのですが、効果も高くかなり重要です。
⑥パソコン以外にスマホや、タブレットでも見やすく安全に表示されるか?
これは5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではないに該当します。
現在はパソコンだけではなく、スマートフォンを使っていつでもどこでも検索をすることが当たり前になりました。
ほとんどのサイトはパソコンよりもスマートフォンを使っているユーザーの方が多いハズ。つまり、スマートフォンを使って最適に表示されないと質の高いコンテンツを作ったとしても評価の対象にならなくなってしまうのです。
※表示されることが重要ではなく、スマートフォン用に最適化されて表示されることが重要です。
⑦テーマを絞ったコンテンツになっているか
こちらは2.1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番に該当します。
コンテンツの内容も伝えるのは一つのことだけにしておくことが重要。結局何が言いたいの?と言われないようにすると良いでしょう。
できるのであれば、サイトのコンテンツは一つに絞ってあると効果的です。何のためのサイトか伝わりにくいと他のページを巡ることになりません。
雑記的に作ったとしても「ユーザーのいろいろな困りごとを解決するサイト」「良いと思った商品だけ紹介するサイト」のようにしておけば何のサイトか伝わりやすくなるでしょう。
⑧他のページからたくさんリンクをもらっているか?
こちらは4.ウェブ上の民主主義は機能しますに該当します。
いろんなサイトから「このサイト、すごい参考になるから読んでみて!」「めっちゃ面白いから読みなよ」って紹介されるようなコンテンツは他の人にも有益性が高いコンテンツとなっている可能性が高いです。
リンクの種別は3つ。
内部リンク:自分の記事から自分の記事へ飛ばすこと
外部リンク:自分の記事から他人の記事に飛ばすこと
被リンク:他人の記事から自分の記事へリンクを受けること
検索結果表示というのはある意味、指定キーワードのランキング!
そこにたくさんリンクをもらっているコンテンツは必然的に上位へと上がりやすくなるんですね。
だからこそ良いと言われたコンテンツはすごく評価されます。
良いって評価される例
- URLを貼った紹介リンク
- Twitterのリプライ、リツイート数(要OGP設定)
- Facebookのイイネ、シェア数(要OGP設定)
- Google+のシェア数
- はてなブックマーク数
などです。
ただし、要設定の部分は設定していなければ反映されません。
「リンクをたくさんもらえば良いんだったら、たくさんページを作って、リンクを貼ったり、リンクを購入できるサイトでリンクを購入しちゃえば良いんじゃないか!」
そう思う方は悪知恵が上手ですね〜。
ですが、Googleはその辺りも対策していて、ズルできないようになっています。
※ブラックハットSEOとも言われています。
現在のページの内容に近い、関連性が高く自然なリンクを貼る必要があるんです。
⑨広告が関連性があるもので、邪魔な位置に置いていないか?
こちらは6.悪事を働かなくてもお金は稼げるに該当します。
Googleは広告で設けることを良しとしています。しかし、広告が邪魔してコンテンツを見づらくしてはダメです。
見やすさを損なわず、見ている人に広告であると伝えるためにスポンサーリンクの文字を入れて広告を貼りましょう。
⑩Googleにサイトマップや、企業情報の提供を行っているか?
こちらは7.世の中にはまだまだ情報があふれているに該当します。
Googleは有益な情報があるのに、見つけられない情報があることを嫌っています。
だからこそ、サイトの構成や、電話番号などを提供して欲しいと思っているようです。
⑪翻訳に対応したり、検索結果の範囲を設定しているか?
こちらは8.情報のニーズはすべての国境を越えるに該当します。
有益な情報は全ての人に該当すると思っているようで、国の違いによって読めないなどは嫌っているようです。
なので、翻訳機能を付けたりするとSEO対策につながります。
また、このサイトは日本向けに作られていますとGoogleに教えることもSEO対策につながります。
⑫オリジナルを含むコンテンツであるか?
こちらは9.スーツがなくても真剣に仕事はできるに該当します。っと言ってもこれだけでは分かりにくいので内容を見ましょう。
Google の共同創設者は、仕事は挑戦に満ちていなければいけない、挑戦は楽しくなければいけないという考えで会社を作りました。適切な企業文化があるほうが、創造性のある優秀な成果が上がりやすくなると Google は考えています。企業文化とは、ラバランプやバランスボールのことだけではありません。チームで目標を達成することや、個人の業績に対する誇りが会社全体の成功につながるということを強調しています。Google は社員を厚く信頼しています。Google の社員たちはさまざまなバックグラウンドを持ち、エネルギーと情熱をほとばしらせながら、仕事、遊び、人生に独創的にアプローチしています。打ち解けた雰囲気の中、カフェ、チーム ミーティング、ジムなどで生まれた新しいアイデアは、またたく間に意見交換が進み、試行錯誤を経て、すぐに形になります。こうしたアイデアが、世界展開を視野に入れた新しいプロジェクトの出発点になることもあるかもしれません。
つまり独創性や、アイディアということがキーワードです。
Googleはコピペした内容をすごく嫌っていて、何かしらのアイディアが欲しいと思っているようです。
同じ内容の記事だとしても自分にしかないオリジナリティをコンテンツに出すとSEO対策につながります。
⑬今の状態に満足せず改善を続けているか?
こちらは10.「すばらしい」では足りないに該当します。
情報というものは常に新しくなり、変化していくものです。なので、その時々の情報に合わせて内容が変わったり、訪れたユーザーがもっと見やすいと思う形にしたり、改善をしていくことがSEO対策につながります。
そのためにGoogleAnalyticsを使った分析をし、より見やすい形は何かを考えていくんです。
SEO対策チェックリスト
いくら読んでも分からないという方向けにチェックリストを作ってみました。
参考にしてSEO対策が抜けていないかチェックしてみましょう!
- キーワードは適切か
- 探しているキーワードと合致するか
- たくさんの人が探しているキーワードか
- タイトルと合うコンテンツ内容になっているか
- コンテンツの内容で検索したユーザーの悩みを解決できるか
- コンテンツの内容は800文字以上(あくまで目安)であるか
- コンテンツの内容にキーワードの量は3〜10%程度含まれているか
- 見出しを適切に使っているか
- 重要な情報は強調しているか(1コンテンツに最高3つくらい)
- 難しい文字を使っていないか
- 誤字脱字はないか
- 画像に代替テキストは使っているか
- 画像・動画を使って分かりやすく表現できているか
- 分かりやすいカテゴリを作っているか
- 適切なタグを付けているか
- 関連記事の表示をしているか
- 欲求を満たせるコンテンツの配置をしているか
- コードの最適化を行っているか
- キャッシュの設定を行っているか
- 画像に圧縮をかけているか
- パソコン以外にも最適化表示されるレスポンシブデザインを採用しているか
- AMPを使ってモバイルでの高速表示しているか
- https化など独自SSLを使った表示にしているか
- コンテンツで伝えたい内容を一つに絞っているか
- サイトの構成を目的を持って作っているか
- 被リンク(他サイトからのリンク)をたくさんもらっているか
- SNSで人気が高いか
- OGP設定は済んでいるか
- シェアボタンは付けているか
- SNSシェア数をカウントできるようになっているか
- 広告を1ページに3つ以上貼っていないか(怒られなくなりましたが、それ以上貼ると見づらい)
- スポンサーリンクの文字を入れて広告だと伝わるようにしているか
- サイトと関連性のある広告が出るようになっているか
- サイトマップを送信しているか
サイト構成情報を送信するとサイトの構成情報も検索に掲載されます。 - 電話番号や、住所、企業情報を送信しているか
企業名を打ち込んだ時に企業情報が検索に掲載されます。 - 翻訳機能を付けているか
- 日本向けに提供していると設定しているか
- 検索範囲の設定を行っているか
- (同じ内容でも)伝わりやすい内容にしているか
- (同じ内容でも)伝えるユーザー層をズラしているか
- 図や、動画を用いてオリジナル性を出しているか
- 自分自身の感想を書いたり、独自の書き方をしているか
- Google Analytics、GoogleSearchConsoleと連携しているか
- 分析を常にし、改善しているか
- 古い記事を定期的に見直し、書き直しているか
などですね。
まとめ:SEOとはユーザーが欲しいと思うコンテンツを作ること
つまりSEOとは求めている情報を探しやすい、そして見やすいというコンテンツを作っていくことです。
これがちゃんとできているから検索順位が上がっていくのです。
検索順位を単純に引き上げるズルい行為は今はほとんどできなくなりました。そのため、訪れてくれるお客さんのためになるかを考えて提供していくことが最高のSEO対策になるんです!
難しいことも多いですが、結局は事業も同じ。
お客さんのためにできることを全力で考えていきましょう!
ちなみに集客できるコンテンツマーケティングをするために必要な要素を盛り込んだブログのマニュアルを用意しています。
興味があればぜひお読みくださいね。
他にも検索エンジン、クローラーについてや、SEO対策の情報をまとめているので、ぜひご覧ください。